ブルーマウンテンの旗艦ファンド、年初来リターン8.5~9%-関係者

ヘッジファンド運営会社ブルーマ ウンテン・キャピタル・マネジメントの旗艦ファンドの年初来のリタ ーンはプラス8.5-9%となった。事情に詳しい複数の関係者が明ら かにした。同社の創業者らは、クレジット・デフォルト・スワップ(C DS)の開発に関与した。

リターンが公表されていないことを理由にこれらの関係者が匿名 で語ったところによれば、旗艦ファンド「クレジット・オルタナティ ブズ・ファンド」が運用する顧客資産は26億ドル(約2120億円)相 当。個別のCDS取引や融資担保証券(CLO)のトランシェなどの 購入で得られる運用益が全体の最大80%を占める。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のHFRIファ ンド加重平均総合指数によると、9月までの業界平均のリターンはプ ラス4.8%にとどまった。2年前の金融危機からの市場の回復が続く 中で、全体で40億ドル相当の資産を運用するブルーマウンテンは、債 券、ローン債権、デリバティブ(金融派生商品)の価格差から利益を 得る投資手法などが成果を上げている。

ブルーマウンテンのアンドルー・フェルドシュタイン最高経営責 任者(CEO)は5月にニューヨークで開かれた「ブルームバーグ・ マーケッツ・ヘッジファンド・サミット」で、「われわれは現時点で市 場の方向性に沿ういかなるポジションも推奨しない」とした上で、「非 常に大きなチャンスが存在するが、市場の方向性とは全く無関係だ」 と語った。

ブルーマウンテンの広報担当、ダグ・ヘスニー氏はコメントを控 えている。

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