きもと株が急反発、タッチパネル好調で業績上振れ-静電容量式採用増

工業用フィルムメーカーのKIM OTO(きもと)の株価が一時、前日比10%高の624円と急反発。9 月17日以来、約1カ月ぶりの日中上昇率を記録した。携帯電話端末な どに使われるタッチパネル用のハードコートフィルムの需要が拡大、4 -9月(上期)の連結純利益が計画を46%上回ったことが好感された。

会社側が26日の取引終了後に公表した4-9月決算速報によると、 連結純利益は2億9100万円となったもようで、前回予想の2億円から 9100万円の上振れ。タッチパネル用ハードコートフィルムの販売数量 が想定を上回り、売上高は計画比6.4%増の122億円となる予定。

今回の発表を「中身のある増額修正」と評価するのはいちよし経済 研究所の西平孝アナリスト。西平氏によると、スマートフォン(高機能 携帯端末)のタッチパネルでは、透過率などに優れた静電容量式の採用 が増えてきており、きもとのフィルムも従来の抵抗膜式に加え、静電容 量式のタッチパネルに採用される動きが出ているという。

西平氏は「この変化の恩恵を最も受けるのがきもと」とし、投資判 断「買い」を継続する意向を示している。

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