GSE債やMMFへの顧客資産投資を制限、ブローカー規制-CFTC

【記者:Jesse Westbrook】

10月26日(ブルームバーグ):米商品先物取引委員会(CFTC) は、マネー・マーケット・ファンド(MMF)や政府支援機関(GS E)への投資が金融危機で焦げ付く事態を受けて、ブローカーが顧客 資産をこれらの商品への投資に振り向けることを制限する規制案を承 認した。

CFTCの委員らは26日、MMF投資の上限を顧客資産の10%、 ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅貸付 抵当公社)といったGSE債への投資については50%に設定する案を、 4対1の賛成多数で承認した。このルールが導入されれば、顧客の資 金ないし委託証拠金の使途に対する制限が強化されることになる。

2008年9月のリザーブ・プライマリー・ファンドの破たんによっ て、MMFに解約請求が殺到する事態を受けて、監督当局はMMFの 安全性を問題視している。また、住宅金融会社が破たんの瀬戸際に追 い込まれる中で、ファニーメイとフレディマックが2年前に政府管理 下に置かれたことで、GSE債も厳しい監視の目にさらされている。

いわゆる先物取次業者については現在、MMFやGSE債への顧 客資金の投資を制限する規制は課されていない。CFTCはまた、地 方債と譲渡性預金(CD)、コマーシャルペーパー(CP)、社債へ の投資の制限も提案した。

CFTCは金融規制改革法(ドッド・フランク法)が与えた店頭 デリバティブ(金融派生商品)市場への監督権限に基づき、取引所に よる新商品の上場と取引ルールの導入について、さらに審査が必要と 判断した場合を除き、申請から10日以内に認可する規則案も承認した。

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