積水化株2カ月ぶり高値、住宅好調で今期業績増額-割安との分析も

住宅や環境、高機能樹脂などを展 開する積水化学工業株が一時、前日比6%高の546円と急反発。住宅 部門の収益改善などを受け、通期(2011年3月期)業績予想を26日 に増額修正しており、足元の好業績を評価する買いで8月19日以来、 約2カ月ぶりの高値水準に戻した。

会社側が示した修正業績予想によると、通期の連結純利益は前期 比89%増の220億円となる見込み。前回予想の175億円からは26%の 引き上げとなる。日本政府の住宅取得促進策などを背景に新規住宅受 注が上期に上振れしたほか、高機能プラスチック部門が下期も堅調に 推移すると予測した。

会社側の新しい今期1株利益(EPS)予想は41円88銭。これ は、ブルームバーグ・データにあるアナリスト7人による事前のEP S予想の平均(36円21銭)を16%上回った。

上場先物・オプション仲介大手のMFグローバルの化学業界担当 アナリスト、ジョエル・シャイマン氏は「住宅事業の好調などで下期 も業績は上振れする可能性が高い。株価収益率(PER)12.3倍の現 在の株価水準では割安だ」と分析していた。

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