ワコム株が大幅高、「アンドロイド3.0」で新成長局面へ-CS証強気

ワコムの株価が3日ぶりに大幅反 発。新しい米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド3.0」搭載 のタブレットPC市場拡大による、今後の成長を期待した買いが優勢と なっている。

午前の株価終値は前日比4.7%高の9万4300円。一時6.8%高の9 万6200円まで値を上げ、5月27日以来の上昇率となった。出来高は 3507株と、すでに前日の1824株を上回っている。

クレディ・スイス証券の簡野邦彦アナリストは27日付のリポート で、「株価はタッチパネルビジネスの収益貢献が織り込まれていない水 準で推移しているが、アンドロイド3.0の恩恵を受けて長期的な上昇ト レンドへ向かう転換点にある」と判断、投資判断を新規に「アウトパフ ォーム」、目標株価を12万2000円に設定した。

CS証券では、「アンドロイド3.0」のSDK(Software Development Kit)のリリースを2011年1-3月と想定、「新OS搭載 製品発売の8カ月前がボトムとなる株価の過去のトレンドから考えても、 10-12月が投資の好機」という。

簡野氏は、11年3月期の連結営業利益は28億円と、会社計画を10 億円下振れると予想するも、株価は為替の円高を主要因として下方修正 を織り込んだ水準まで下落していると指摘。4-9月決算発表時に通期 計画の下方修正が発表されれば、「悪材料出尽くしとなる」という。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE