サラ・リーの北米パン部門売却先、メキシコのビンボが有力-関係者

パン製造で世界最大手、メキシコ のグルポ・ビンボは、米サラ・リーの北米パン・菓子類製造部門を買 収する候補企業で最有力であることが、事情に詳しい関係者2人の話 で明らかになった。ビンボは米事業の強化を狙っている。

関係者が売却プロセスは非公開だとして匿名を条件に語ったとこ ろでは、売却対象には焼き立てパンで米最大のブランドも含まれ、売 却額は10億ドル(約815億円)を超える可能性がある。サラ・リー は同部門売却により、肉製品の「ジミー・ディーン」などのブランド に注力しつつ広範な事業見直しを急ぐとみられる。

関係者によると、売却合意は数週間先になる公算が大きく、最終 段階で交渉が決裂する可能性も残っている。プライベート・エクイテ ィ(PE)投資ファンドの一部も同事業買収の可能性をなお検討して いるが、ビンボは最も有力な買い手として浮上しているという。「ワ ンダー・ブレッド」を製造するインターステート・ベーカリーズを傘 下に置く米リップルウッド・ホールディングスは以前関心を示してい たが、現在は興味が低下しているという。

サラ・リーの株価は26日のニューヨーク市場で、前日比31セ ント(2.1%)高の14.81ドルで終了。グルポ・ビンボはメキシコ市 場で0.15ペソ安の92.74ペソ。

サラ・リーとグルポ・ビンボ、リップルウッドの広報担当者はい ずれもコメントを控えている。

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