韓国:7-9月期のGDP、0.7%増に鈍化-ウォン高響く

韓国の7-9月(第3四半期) の国内総生産(GDP)は伸び率が鈍化した。通貨ウォン高が輸出 の脅威となり、世界経済の成長が減速する中で、韓国銀行(中央銀 行)が利上げを見送る余地が広がったことを示唆している。

7-9月期のGDPは前期比0.7%増。前期は同1.4%増だった。 韓国中銀が27日発表した。成長率はブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト10人の予想中央値(0.8%増)を下回った。前 年同期比では4.5%増加。

7-9月期はウォンの対ドル相場が7.2%高と、アジア通貨で 騰落率首位となり、米失業率上昇や欧州緊縮財政の打撃を受けてい た輸出に追い打ちをかけた。通貨高はインフレ加速の歯止めとなり、 これも利上げペースを抑制する材料となる可能性がある。

シンハン・インベストメントのエコノミスト、イ・スンクォン 氏は発表前に、韓国経済は「1-3月期にピークに達した後、輸出 減速を背景に鈍化している」と指摘した。7-9月期の輸出の伸び は1.9%と、前期の7%を下回った。

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