香港高級住宅価格、97年のピーク超え-値上がり抑制の追加策必要か

香港の高級住宅価格は、直近の ピークである1997年の水準を上回った。当局が住宅バブル破裂回避 に向け、追加措置を講じるとの観測が強まっている。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)が26日ウェブサ イトに掲載したスライド資料によると、面積が100平方メートル以上 の集合住宅の価格は97年7-9月(第3四半期)から13.8%上昇し た。

当局は今年、住宅購入の頭金引き上げや土地の供給拡大などの対 策を打ち出したが、2009年初めから約50%上昇した住宅価格の抑制 に効果が出ていない。香港の不動産大手7銘柄で構成するハンセン不 動産株指数は今年これまでに13%高と、上昇率は香港株全体の指標で あるハンセン指数の8%を上回っている。

CLSAのアナリスト、ニコール・ウォン氏(香港在勤)は、短 期的に住宅価格を抑えるには「当局がもっと行動する必要がある」と 指摘。「土地の供給拡大といった対策は、現在の価格水準に非常に限定 的な影響しか与えない。焦点を融資抑制にもっと絞るべきだ」と述べ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE