米カーディナルの社債保証コストが急低下-身売り観測の後退で

26日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米医薬品販売2位のカーディナル・ヘ ルスの社債保証コストが急低下。身売り観測を背景に同コストは大幅 に上昇していたが、同社がこれを否定したことで下げに転じた。

CMAデータビジョンによれば、カーディナル・ヘルスのCDS スプレッドは58.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 の90.1bp。ブローカーのフェニックス・パートナーズ・グループ のデータでは、同スプレッドは一時160bpまで上昇した。

同社のCDSスプレッドは今月13日以降、25日までに90.9b p上昇。同社をプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社 が買収する可能性があるとの観測を背景に6年ぶりの高水準となって いた。

この観測について、カーディナル・ヘルスは発表文で「当社は第 三者と協議していない」と説明した。

マークイット・グループによると、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは0.6bp 低下の92.8bp。5営業日続落となった。

ソシエテ・ジェネラルの米クレジット戦略責任者、スティーブン・ アントツァック氏は「上下ともに大きな動きがあるとは誰もみていな い」と述べた上で、「レンジ内での動きとなろう。動きが取れない状態 だ」と語った。

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