「ニューノーマル」の確率は55%-PIMCOのエラリアンCEO

債券ファンド最大手、米パシフ ィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のモハメド・ エラリアン最高経営責任者(CEO)は、世界経済が従来よりも成長 が鈍く投資リターンが低い「ニューノーマル」(新たな標準)の時代に 入ったとの同社シナリオについて、さほど確実ではないとの考えを示 した。

2008年の自著「市場の変相」でこの言葉を世に送り出したエラ リアンCEOによると、ニューノーマルが実現する確率は55%という。 CEOは同著で、規制が強化され、消費が減少し、成長が鈍化し、米 経済の世界的な役割が縮小する中、投資家は従来の平均を下回るリタ ーンを覚悟すべきだと指摘した。

エラリアンCEOは、ブルームバーグラジオの番組「ブルームバ ーグ・サーベイランス」で司会者トム・キーン氏のインタビューに対 し、「ニューノーマルは当社にとって基礎となるシナリオだが、支配的 なものではない」と説明。「さまざまな結果が生まれる可能性のある世 界になった。もはや一つの結果だけに自信が持てる時代ではない」と 語った。

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