NY連銀総裁:米経済は緩やかに回復-この数カ月で勢い鈍化

ニューヨーク連銀のダドリー総裁 は、米経済は緩やかに回復しているが、その「勢い」はこの数カ月で 鈍化したとの見解を明らかにした。

ダドリー総裁は26日のニューヨーク州ロチェスターでの講演の 草稿で、「今回の深刻なリセッションの後には活気に欠ける緩やかな回 復が続いた」と指摘。「2009年以降経済活動は拡大したが、力強い」 ものではなかったと述べ、「勢いは鈍化している」との認識を示した。 同総裁の講演は25日と同様の内容。

連邦公開市場委員会(FOMC)の副議長も務める同総裁は、低 過ぎるインフレ率と10%近い水準にとどまる失業率に対応するため、 連邦準備制度理事会(FRB)は非伝統的な景気刺激策の第2弾に乗 り出す必要が恐らくあるとの見解をあらためて示した。

ダドリー総裁は今月1日、インフレ率が低過ぎる上に失業率があ まりに高いことから、追加の非伝統的な刺激策は「妥当性を持つ公算 が大きい」と発言。11月2-3日のFOMCが行動に踏み切るのでは ないかとの観測が強まった。同総裁は今月19、26の両日にも同様の発 言をした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE