仏上院、年金改革法案可決-27日最終採決、定年年齢引き上げ

フランス上院は26日、サルコジ 大統領が提唱した年金改革法案を可決。これにより定年退職年齢が60 歳から62歳に引き上げられる見通しとなった。同法案は27日に最終 採決が行われる。

上院は同法案を賛成177、反対151で可決した。製油所の労働者 の4分の1が職場復帰に合意し、ゴミ収集作業員がマルセイユで14日 間に及んだストを終結させる中、この日は同法案に対する抗議デモは下 火となった。

過去7週間に発生したストライキやデモで、フランスでは燃料不足 や公共交通機関の一部で混乱が生じたが、国内12の製油所のうち3カ 所では抗議に参加した労働者が25日に職場復帰することに合意。国内 219カ所の燃料貯蔵庫に張り巡らされたバリケードはほぼすべて撤去さ れた。ボルロー・エコロジー・エネルギー・持続的開発相は、ガソリン スタンドの80%が26日に営業を再開するだろうと語った。

ラガルド財務相は25日、抗議デモやストの経済的影響は1日当た り2億-4億ユーロ(約225億-450億円)と指摘。同法案が来月15 日に施行されるのを前に、労働組合は引き続き28日にストやデモ行進 を実施するよう呼び掛けている。26日には学生約300人が上院の前で デモ行進を行った。

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