ユーロ買い持ちの解消を提言、対ドルなどで-シティグループ

シティグループのテクニカル アナリストはスイス・フランやポンド、ドルに対するユーロの買い持 ち高を解消するよう提言した。「過去48時間の相場動向」を理由に 挙げている。

シティのチーフ・テクニカルアナリスト、トム・フィッツパトリ ック氏(ニューヨーク在勤)は調査リポートの発表後に電話インタビ ューに応じ、前日にユーロがポンドとフランに対して下落し、対ドル で高値圏で終了できなかったと指摘した上で、ユーロ高の勢いがなく なったことを示唆しているとの考えを明らかにした。米連邦準備制度 理事会(FRB)が資産購入を拡大し、ドルの価値が下落するとの思 惑を背景に、ユーロは対ドルで6月30日以降13%上昇している。

フィッツパトリック氏は「ややリスク・スクイーズの危険性があ るようだ」と発言。「それは市場全体で見られる。現在はすべてが量 的緩和が実施されるとの見方に基づいた取引になっている。そのため、 いったん揺らぎ始めるとすべてが同時に崩れる危険性がある」と述べ た。

商品先物取引委員会(CFTC)が22日に発表した建て玉に関 する統計によると、ユーロの対ドルでの買い持ち高が2009年10月 以来の高水準に拡大。ユーロ高反転の可能性を示唆した。

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