ドル軟調は数年続く、信用の需要減少が重しに-UBSデイビーズ氏

ドルの軟調は今後2、3年は続 く可能性が高いとの見通しが、UBSグローバル・アセット・マネジ メントから出された。米国の消費者や企業が債務を返済し、信用の需 要が減少し経済の重しになることが理由という。

UBSの「カレンシー・アブソリュート・リターン・ストラテジ ー」の運用責任者、ジョナサン・デイビーズ氏は、米連邦準備制度理 事会(FRB)が低水準の政策金利で景気刺激を図るなか、ドルは貿 易加重平均を下回る水準で推移するだろうと予想。資産購入は抑制さ れた借り入れ需要により効果が鈍ると指摘した。一方、FRBによる 量的緩和の効果を投資家が過大評価していることから、ドルは短期的 には上昇する可能性があるとの見方を示した。デイビーズ氏のファン ドはブルームバーグがデータを集計する同種のファンドの中で今年、 トップの成績となっている。

デイビーズ氏は電話インタビューで、「より長期的な平均水準に 向けて持続的な回復基調に入るには数年はかかるだろう」と発言。そ の上で、「ドルがここから大幅に下落すると考えていることを意味す るわけではない」と述べた。

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