政府:外為特会から国際協力銀へ1.5兆円融資-円高活用(訂正)

政府は26日、円高メリットを活 用し、海外資源開発やインフラ投資、企業の合併・買収(M&A)な どの海外投融資を支援するため、国際協力銀行(JBIC)に対し、 外国為替資金特別会計から当面1.5兆円をメドに外貨資金を融資する ことを決めた。

政府が今月8日に閣議決定した円高・デフレ対応のための緊急総 合済対策の一環。同対策ではJBICなどを活用した積極的な投融資 の原資を確保するため、外為特会の一層の効率的な活用を図るとして いた。

これに併せて、JBICの融資対象を現行の原子力発電所、高速 鉄道に加えて、主要都市における鉄道事業、上下水道など9項目を大 幅に追加するため日本政策金融公庫法の政令改正を来月中旬に実施す る方向で調整している。1.5兆円はJBICの年間事業規模に相当す る。

世界第2位の規模を持つ日本の外貨準備高は今年9月末で1兆 1095億9100万ドル(約90兆円)。政府はリーマン・ショック後の企 業の国内外の事業の資金繰りを支援するため、2009年3月から1年 間 の時限措置として総額156億ドルをJBICに融資した前例があ る。

このほか、今年度補正予算編成に併せて、石油天然ガス・金属鉱 物資源機構(JOGMEC)に140億円、産業革新機構に対して100 億円をそれぞれ財政投融資計画(産業投資)に追加する措置も取った。

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