米住宅価格指数:8月は年間上昇率が鈍化、税控除終了で

8月の全米20都市の住宅価格 は、前年同月比での上昇ペースが市場予想を下回った。住宅購入者 向け税控除措置の終了を受けた販売の落ち込みが反映された。

全米20都市を対象にした8月の米スタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は前年同月比で1.7% 上昇した。前年同月比での上昇率としては、2月以降で最小。ブル ームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は2.1%上昇 だった。

住宅価格指数は前月比では0.3%低下(季節調整済み)。調整前 では0.2%低下だった。

調査対象となった20都市のうち15都市で住宅価格が前月比で 下落した。下落率が最も大きかったのはフェニックスで1.3%。ダ ラスは1.1%下落した。一方、デトロイトは0.5%上昇した。

前年同月比では20都市のうち12都市が下落。ラスベガスが

4.5%下落と、最も大きく下げた。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ リサーチのシニアエコノミスト、ミシェル・マイヤー氏(ニューヨ ーク在勤)は「住宅需給の不均衡拡大に沿う形で価格は下落しつつ あり、このトレンドは今後も続くと予想される」と指摘。「住宅価格 は少なくとも来年半ばにかけ、不安定な動きを示しながら下落が続 く可能性が高い」と述べた。

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