英中銀センタンス委員:追加刺激策で政策「誤った方向」に

イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)のアンドルー・センタンス委員は、追加刺 激策の導入は英国の政策を「誤った方向」に導くと述べ、英中銀は利 上げを検討すべきだとの見解を示した。

センタンス委員は26日、BBCラジオ4とのインタビューで、「英 経済のインフレと成長、金利水準との間には若干のミスマッチが見ら れる」と分析。「金利を極めて低い水準から徐々に引き上げることに賛 成する。企業・消費者信頼感を崩さずに実行できるとわたしは考えて いる」と語った。

26日に発表された7-9月(第3四半期)の英経済成長率は前期 比0.8%と、エコノミスト予想(0.4%)を上回る伸びとなり、英中銀 に景気支援の追加を求める圧力は弱まった。今月のMPCでは委員の 意見が3つに割れ、ポーゼン委員は資産購入拡大を主張した。

センタンス委員は追加的な金融刺激策について、「英国の経済政策 を誤った方向に導くように思われる」と述べ、「今日の統計を見る限り 成長はかなり健全だ。インフレ率も目標を上回っている。金融政策で 何か行うべきだとすれば、刺激措置の拡大ではなく、縮小を開始する ことだとそれらすべての兆候が示唆している」と指摘した。

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