日電産:4-9月期純利益は前年同期比96%増-新興国拡大

日本電産が26日発表した2010年4 -9月期の連結純利益は、前年同期比96%増の270億円だった。新興 国市場での消費者向け需要の拡大を背景に、主力の精密小型モーター などすべての製品グループで大幅増益となった。売上高も同27%増の 3408億円だった。

11年3月期の売上高予想を7000億円に上方修正したが、円高の影 響などを勘案して、純利益と営業利益は当初予想を据え置いた。

大阪証券取引所で会見した永守重信社長は、現在の円高について 「非常に悪い影響を及ぼしている」と話した。資産計上レベルで100億 円、営業利益ベースでは20億円のマイナスの影響が出ていると説明し たうえで、2015年をめどに「ものづくりをいろいろな国に分散し、ビ ジネスのバランスを取って極端にいえば、1ドル=10円でも影響がで ないような体制を作る」と述べた。

三洋電機のモーター事業買収の報道に関しては、「うそをつくわけ にはいかん」としてコメントを控えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE