仏エルメス:創業家によるLVMHへの「大量の」株式売却を否定

フランスの高級ブランド、エルメ ス・インターナショナルの幹部は、エルメスの創業一族は仏同業LVM Hモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンにまとまった株式を売却してはい ないと語った。

高級ブランド品最大手のLVMHは23日、同社がエルメス株

14.2%を所有しており、持ち株比率を17.1%に引き上げるオプション を有していると発表した。LVMHは14億5000万ユーロ(約1640 億円)でエルメス株を取得したが、その方法や取得先については明ら かにしていない。

エルメスの戦略・イメージ担当副社長、パトリック・アルバラデ ホ氏は25日、電話インタビューで「創業一族の中には時々少規模の取 引を行う者がいることは承知しているが、大量の株式を売却した者は 誰もいない」と述べた。

エルメスは25日、「敵対的な」資本取得の動きを受け、同社は長 期的に経営権を維持するという創業一族の「完全な団結と全員一致の 願い」を確認したと発表した。同社の株価は最高経営責任者(CEO) だったジャンルイ・デュマ氏が5月1日に死去して以来、約2倍に上 昇している。創業一族のメンバーがこれまで以上に自由に同社株を売 却する可能性があるとの観測が広がったためだ。

アルバラデホ氏によると、エルメス株の約73%は創業一族が保有 しており、これは同社を完全にコントロールするために必要なおおよ その水準だという。

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