印政府:コール・インディアIPOで約2770億円集める-国内最大

インド政府は、石炭生産で世界最 大手コール・インディアの新規株式公開(IPO)で1520億ルピー(約 2770億円)を市場から集めた。同国株式への需要が記録的に高まって いる状況を生かし、財政赤字の縮小を狙う。

ジャイスワル石炭相はニューデリーで記者団に対し、政府がコー ル・インディア株6億3160万株を仮条件の上限である1株当たり245 ルピーで売り出したと述べた。同社株式は11月4日に取引開始となる 予定。ブルームバーグのデータによると、時価総額は約340億ドル(約 2兆7500億円)と、石炭生産業界では中国神華能源に次ぐ大きさにな ると見込まれている。

今回のIPO規模はインド史上最大。政府は保有のコール・イン ディア株10%を売り出したが、購入希望はその15倍余りに上った。

シン政権は、来年3月までにさらに7社の政府保有株を売り出す 計画。1年4カ月ぶりの高水準に達した財政赤字を抑制するため、株 式売り出しで過去最大の4000億ルピーの調達を目指している。

コール・インディア株売り出し業務は、シティグループとコタク・ マヒンドラ・キャピタル、エナム・セキュリティーズ、ドイツ銀行、 バンク・オブ・アメリカ(BOA)、モルガン・スタンレーが担当した。

ブルームバーグのデータによると、今年これまでにIPOを発表 したインド企業は121社と、前年同期の4倍に上っている。

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