ギリシャ首相:抗議ではなく変革に向けた投票を-11月の地方選挙で

ギリシャのパパンドレウ首相は、 来月の地方選挙では抗議ではなく希望と変革のために票を投じるよう 国民に呼び掛けた。現政権は1100億ユーロ(約12兆4000億円)規 模の救済措置を受け入れて以来初めて、国民の審判を仰ぐこととなる。

同首相は国営テレビ局NETなど7局の生放送で、「いま歩みを止 めて主要な変革を続けなければ、これまで払った犠牲は無駄になる」 と指摘。そうなれば「危機をチャンスに転じられず、状況は悪化する だろう」と言明した。

世論調査によると、有権者の多くは11月7日の選挙で、欧州連 合(EU)主導の救済策の見返りに賃金や年金の削減策を打ち出した 現政権への抗議の姿勢を示すとみられる。GPOが有権者5000人を 対象に実施し、22日に公表した調査結果によると、回答者の67%近 くが政権に否定的だった。8月31日の調査での不支持率は57%。

ギリシャの民間セクターの労働者を代表する最大の労働組合は 12月15日に全国的なストライキを予定している。パパンドレウ首相 は一段の賃金と年金削減には「一線を画した」として、労働者や年金 生活者への新たな負担や、5月にEUと国際通貨基金(IMF)と合 意した以外の増税はないと言明した。

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