米住宅差し押さえ対策:ローンの返済条件緩和件数、増加ペースが鈍化

住宅差し押さえ抑制に向けた米住 宅ローンの返済条件緩和プログラム(HAMP)を利用して、恒久的な 返済条件緩和が認められた住宅ローン件数は、増加ペースが過去1年間 で最低となった。

米財務省の25日の発表によると、9月にHAMPを利用して恒久 的な返済条件緩和を受けた件数は前月から2万7840件増加し、合計で 49万5898件になった。伸び率は前月比5.9%増と、少なくとも2009 年9月以来で最低となった。同省の発表によると、試験的な条件緩和が 認められた137万件のうち、53%がキャンセルされた。

住宅都市開発省(HUD)のボスティック次官補は発表文で、 「多数の回避できない差し押さえがまだ控えており、この先の道のりが 困難であることは明らかだ」と述べた。

米民間調査会社リアルティトラックが14日発表した資料によれば、 9月の差し押さえ件数は過去最高の10万2134件。モルガン・スタン レーの12日のリポートによると、05年以来の住宅差し押さえ件数は約 250万件に上り、さらに650万件の住宅が間もなく差し押さえられる 可能性があるという。

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