ルービニ教授:アルゼンチン経済見通しは「曇り」-世界経済の減速で

米ニューヨーク大学のヌリエル・ ルービニ教授は、アルゼンチン経済の見通しが「曇り」だと述べた。 世界経済の減速で輸出が減少する恐れがあり、同国の国内総生産(G DP)は2011年に減少すると予想している。

ルービニ教授はブエノスアイレスで25日に講演し、アルゼンチン の「緩和的」な財政・金融政策が内需を促進し、物価上昇をもたらし ていると語った。

同教授は「現時点で全般的な経済成長は引き続き力強いが、内外 の要因を考慮すると見通しは曇りだ」と指摘。「景気鈍化に伴い貿易が 世界的に減速すると予想され、輸出主導のアルゼンチン経済は成長が 今後弱まる」との見方を示した。

同教授によれば、年率約20%のインフレで同国の通貨ペソの実質 レートは上昇しており、海外市場で競争力低下につながる恐れがある。 名目ではペソは過去1年で3.4%下落している。

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