日曹達株が反落、株式評価損計上し上期純利益下振れ-商社事業も苦戦

化学品の製造・販売を手掛ける日 本曹達の株価が反落。前日比7.8%安の342円と、5月17日以来約5 カ月ぶりの日中下落率を記録した。保有する金融機関株式の評価損を特 別損失に計上し、4-9月(上期)連結純利益は計画を17%下回る見 通しとなった。商社事業が苦戦していることもあり、売りが集まった。

会社側が25日の取引終了後に公表した上期決算速報によると、連 結純利益は前年同期比33%減の20億円に落ち込んだもよう。前回予想 の24億円から4億円の下振れ。経費節減や販促費の効率化などで営業 利益や経常利益は計画を上回ったが、株式評価損関連で約10億円の特 別損失を計上したことがマイナスに働いた。

同社総務部長の山本聡氏は、売上高が計画より4.7%低い552億円 にとどまった背景について、「商社事業や建設事業で下振れがあったた め」と述べた。

野村証券は26日付で同社株の投資判断「2(中立)」と目標株価 400円を継続した。担当アナリストの大村俊太氏は、下振れた商社・建 設事業の利益貢献額は比較的小さいと指摘、「主力の化学品事業や農薬 事業が堅調に推移したようで、(上期)決算発表と同時に通期業績が上 方修正される可能性が高い」としている。

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