コーセー株が反発、経費構造改革で収益性向上-4-9月利益上振れへ

化粧品メーカー大手のコーセーの 株価が前日比2.1%高の1941円まで反発。コスト削減で収益力が向上、 4-9月(上半期)業績が計画を大きく上回ったことが好感された。

コーセーが25日の取引終了後に公表した上期決算速報によると、 本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比2.3倍の64億円になっ たもよう。前回予想の39億円と比べると64%の上振れ。個人消費の低 迷などで売上高は計画より3.7%低い850億円にとどまったが、一部経 費の計上が下期に繰り越されたこともあり、利益は伸びた。

会社側は29日の決算発表時に上振れの背景などを説明するとして いるが、「従来から取り組んできた経費構造改革などで、コスト効率が 良くなっていることもプラスに働いた」とIR課長の中田仁典氏は話し ていた。

野村証券の繁村京一郎シニアアナリストは営業利益の上振れについ て、「販促プロジェクトの実施を下期へ一部後ろ倒ししたためで、株価 へのインプリケーション(印象)は中立」とする一方、「コスメデコル テ、アルビオンなど高価格帯商品は会社計画に対して堅調な推移と見ら れる点はポジティブ」と指摘、投資判断「2(中立)」を据え置いた。

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