【個別銘柄】石油、ソニー、キヤノンM、東洋電、カブコム、日曹達

きょうの日本株市場で、株価変動 材料が出た銘柄の終値は以下の通り。

石油元売り株:JXホールディングス(5020)が前日比2.3%高の 484円など軒並み高。経済産業省の新規制で過剰設備が削減するとの見 方が根強く、業績期待の買いが優勢だった。日興コーディアル証券は 25日、石油業界の投資判断を新規「強気」に設定した。

ソニー(6758):0.7%高の2742円。東証1部の売買代金1位。岩 井証券イワイリサーチセンター長の有沢正一氏は「アップルによるソニ ー買収の観測が蒸し返された。既に報じられた話だが、市場には海外企 業による日本企業の買収期待がある」と話していた。25日付の米投資 情報誌バロンズは、米アップルが大規模な買収を考えている可能性があ ると報道。候補企業の憶測が始まり、アドビシステムズ、ソニー、ウォ ルト・ディズニーの名前が挙がっていると伝えていた。

キヤノンマーケティングジャパン(8060):7.7%安の1004円。円 高などで顧客のIT投資抑制が続き、2010年12月期の連結営業利益予 想を従来比13%減の70億円に減額修正する、と発表。厳しい収益環境 が嫌気された。

東洋電機製造(6505):5.7%高の355円。日立製作所(6501)と 海外向けの鉄道車両用電機品事業で業務・資本提携を結んだ、と発表。 連携効果を見込んだ買いが優勢となった。

ステラケミファ(4109):7.9%高の3400円。クレディ・スイス証 券は26日、「株価は今期業績と中長期電池材料競争力の両軸とも過小 評価」と指摘し、投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を 4100円に設定した。

カブドットコム証券(8703):5.5%安の312円。6月以降、個人 投資家の投資行動が低調となり、4-9月の純利益は前年同期比18% 減の14億8700万円となった。収益環境の悪化を懸念した売りが優勢。

日本曹達(4041):5.4%安の351円。保有する金融機関株式の評 価損を特別損失に計上し、4-9月の連結純利益は20億円と従来計画 の24億円を17%下回ったもようと発表、売りに押された。

インフルエンザ関連:ダイワボウホールディングス(3107)が

3.3%高の190円などインフルエンザ関連の一角が堅調。共同通信の午 後の報道によると、環境省は26日、北海道稚内市の大沼で採取された 野生のカモのふんから強毒性のH5N1型鳥インフルエンザのウイルス が検出されたことを明らかにした。マスク需要期待などが高まった。

日立国際電気(6756):4.3%高の701円。半導体メーカーの設備 投資堅調で売上高が大きく拡大、4-9月の連結純利益は16億3600万 円と、従来計画の1億円から大きく上振れた。前年同期は75億円の赤 字。11年3月期の予想も従来の43億円から54億円に増額したため、 収益水準の高まりが好感された。

SMK(6798):6.1%安の353円。4-9月決算は事前の計画を 上回ったが、足元の円高進行などを理由に11年3月期の売上高見通し などを引き下げたため、売りが先行した。通期の連結売上高は前期比

2.5%増の660億円にとどまる見通しで、前回予想(670億円)から10 億円の減額。

IHI(7013):2%高の152円。工事採算の改善や経費削減が寄 与し、4-9月の連結純利益は130億円と、従来計画の80億円を上回 ったもよう、と前日発表した。採算改善効果は今後も継続するとの見方 から、11年3月期利益についても上振れ期待が高まった。

アイホン(6718):4.6%高の1215円。欧米子会社の業績が順調に 推移した上、在庫圧縮も進み、4-9月の連結経常損益は1億9400万 円の赤字と、従来予想(3億5000万円の赤字)から赤字幅が縮小した ようだ、と発表した。

日本金属工業(5479):6.6%安の99円。急激な円高による為替差 損の計上などで、11年3月期の連結純損益は5億円の赤字と従来予想 (16億円の黒字)から一転、赤字に転落する見通しと発表した。

小林洋行(8742):3.9%安の221円。商品先物取引市場の流動性 低下で、11年3月期の連結純損失予想を10億-1億3000万円の範囲 と、従来予想(3億8000万-1億3000万円)から下方修正した。収益 環境の悪化が不安視された。

日本ピラー工業(6490):9.9%高の443円。半導体や液晶製造装 置向けピラフロン製品の受注が増加したことなどから、4-9月の連結 純利益は従来予想比2.4倍の13億円になったようだ、と発表した。前 年同期は5億8300万円の赤字。

エフピコ(7947):5.4%高の4400円。第2四半期末(9月末)の 配当を従来予想の52円から58円に増配すると発表した。

フジテック(6406):8.9%安の367円。円高による為替差損の影 響などで11年3月期の連結純利益は従来予想比27%減の27億円の見 通しになったと発表した。

PALTAC(8283):5.9%安の1365円。個人消費の低迷やイン フルエンザ関連商品特需の反動などで11年3月期の純利益は従来予想 比14%減の56億円の見通しになったと発表した。

ヤマハ発動機(7272):2%安の1199円。ブラジル子会社が生 産・販売している二輪車に不具合があったとして、13万6378台をリコ ールすると発表した。

富士エレクトロニクス(9883):5.2%高の986円。発行済み株式 数の9.2%に当たる150万株、15億円を上限に自己株式を取得すると発 表した。需給好転などを期待した買いが優勢。

日本高周波鋼業(5476):3.8%高の83円。需要環境や原材料コス トが従来予想より改善したことなどから、4-9月の連結純利益は従来 予想比3.5倍の2億1000万円になったもよう、と26日午後に発表した。 収益環境の好転を評価した買いが入った。

江守商事(9963):2.9%高の720円。国内市場で電気機器と自動 車部品向けが回復した上、アジア市場で中国の金属資源・生活関連資材 の販売が大きく伸長したため、4-9月の連結純利益は従来予想から 65%上振れて6億7700万円になったようだと25日に発表した。

コーセー(4922):1.8%高の1936円。個人消費の低迷が続くなか で体質改善に取り組み、4-9月の連結純利益は従来予想から41%上 振れ24億円になったもよう、と前日発表。前年同期比では3.2倍。収 益水準の高まりを評価する買いが入った。

アステラス製薬(4503):1.1%安の3025円。米国で特許が切れた 影響もあって免疫抑制剤などの販売が落ち込み、11年3月期の連結営 業利益は前期比38%減の1150億円前後になる見通し、と26日付の日 本経済新聞朝刊が報じた。従来予想を200億円前後下回るため、業績の 先行きを懸念する売りが優勢となった。会社側は「当社が発表したもの ではない」とコメント。

キッコーマン(2801):2.2%高の895円。みずほ証券は25日、投 資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げ た。

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