欧州株:上昇、G20受けFRBの追加緩和観測-鉱業株高い

欧州株式相場は上昇。資源株 を中心に買いが入った。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行 総裁会議を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の連邦公 開市場委員会(FOMC)で追加緩和策を発表するとの観測が強ま った。

英・オーストラリア系鉱業大手のリオ・ティントとスイスのエ クストラータは値上がり。G20で「通貨安競争」の回避を表明した もののドルが下げ、金属相場が上昇したことが材料。フランスの高 級ブランド、エルメス・インターナショナルは大きく上昇。仏同業 LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンがエルメス株17%の取得 で合意したことが好感された。

一方、銀行株は軟調に推移。イタリアのバンコ・ポポラーレが 株主割当増資の実施計画を発表したことで、他の金融機関も増資が 必要になるとの観測が強まった。

ストックス欧州600指数は前週末比0.3%高の267.42で終 了。

チャールズ・スタンレー(ロンドン)の調査責任者、ジェレミ ー・バットストーンカー氏は「市場はG20での声明をプラスと解 釈したが、大した変化は見られない」と指摘。来週のFOMCで 「量的緩和が発表されなければ、大きな失望を招きかねない」と述 べた。

リオ・ティントは2.5%高の4208ペンス。エクストラータは

2.7%上げて1324ペンス。エルメスは15%高の202.85ユーロ となった。

バンコ・ポポラーレは5.6%下げて4.06ユーロ。ストックス 欧州600指数の銀行株指数は、19業種中で最大の下げとなった。

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