日印首脳:EPA交渉の終了確認文書に署名-経済界は歓迎

菅直人首相は25日午後、首相官邸 で日本を訪れているインドのシン首相と首脳会談を行った。この後、 両首脳は経済連携協定(EPA)交渉が終了したことを確認する文書 に署名した。今後、両国は正式な協定の早期発効に向け、協定文書の策 定作業を急ぐことになる。

外務省が公表している日印関係に関する資料によると、2008年度 の貿易額は前年度比約28%増の約130億ドル。ただ、同年度の日本の 貿易額に占めるインドの割合は約0.9%にすぎない。

日本経団連の米倉弘昌会長は25日の定例記者会見で、日印EPA が発効すれば、両国間の貿易が「大いに成長していくだろう」と期待 感を示した。

日印のEPA交渉は07年1月に開始。9月9日に東京都内で開か れた協議で大筋合意に達していた。外務省資料によると、日印EPA は発効から10年間で両国間の貿易額の94%に当たる物品の関税を段 階的に撤廃する内容となっている。

一方、仙谷由人官房長官は同日午後の記者会見で、日印EPA交 渉の終了を受けた今後の通商政策について「グローバリゼーションに 対応する態勢と日本人の精神の在りようというものがこの時期、一番 重要だと思っている。この日印EPAも含めてより的確に国を開く方 針の下にEPA、自由貿易協定(FTA)について積極的に進めてい くべきであろう」と語った。

--取材協力:占部絵美Editor: Hitoshi Sugimoto, Takeshi Awaji

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