【テクニカル分析】豪ドル、対円で約1カ月ぶり安値78円トライも

上田ハーローのシニアアナリス ト、山内俊哉氏によると、テクニカル分析の観点からオーストラリア・ ドルは対円で反落し、9月中旬以来の安値水準となる1豪ドル=78円 を試す可能性がある。

山内氏は、豪ドル・円相場について、ローソク足を用いたテクニカ ル分析法、「酒田五法」でいう「団子天井」を示現している可能性が強 く、目先は調整局面に入る公算があると分析した。

「団子天井」は、高値圏で短いローソクが何本も続き、緩やかな半 円型の天井を描いていることが特徴。高値もみ合い後に下放れしたロー ソクが出現した場合、相場の天井を確認したことになる。

豪ドルは8月下旬に73円台まで下落した後、じりじりと上昇し、 9月15日には78円割れの水準から80円台へ急伸。その後、80円台 から81円台を中心とした推移が約1カ月間続いた。

山内氏は、「仮に豪ドル・円が調整入りした場合、78円近辺を推 移している『雲』の上限でサポートされるかどうかが焦点になる」と分 析。一方、実勢値がいったん転換線を下回った後に再び上回っているこ となどを考えると、「基調的な強さは確認できている」とし、オースト ラリア準備銀行(RBA)による本格的な利上げ再開が展望できるよう になれば、今月7日に付けた5カ月ぶり高値の81円80銭近辺を試す 可能性も捨てきれないと語った。

26日の外国為替市場で豪ドル・円は80円付近で推移している。 ブルームバーグのデータによると、一目均衡表で過去9日間の高安値の 平均値を結んだ「転換線」は25日時点で80円03銭付近を通過。2本 の先行スパンで挟まれた価格帯の「雲」の上限は78円09銭、下限が 77円51銭付近に位置している。

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