米ブラックロック:銅・金関連M&A増加か-新事業不足で供給が減少

世界最大の鉱業ファンドを保有 する米投資会社ブラックロックは、銅と金関連の買収が増加する可能性 があるとの見方を示した。新規プロジェクトの不足を背景に、生産会社 がM&A(合併・買収)による生産能力増強を目指すためとしている。

ブラックロックで、イビー・ハンブロ氏とともに運用資産142億ド ル(約1兆1500億円)の旗艦ファンド「ワールド・マイニング・ファ ンド」の運用を手掛けるキャサリン・ロー氏は25日、オーストラリア での電話会議で「この原材料で成長を望むなら自然な成長は困難だ。そ のため、買収を通じて成長する必要がある」と指摘した。

アフリカ最大の銅山を所有するエキノックス・ミネラルズは24 日、オーストラリアのシタデル・リソース・グループを約12億豪ドル (約1000億円)で買収することで合意した。ブラックロックの鉱業ポー トフォリオは銅生産会社の投資判断を「オーバーウエイト」としてい る。

ハンブロ氏は「現行のトレンドは、大企業の統合より個々の資産を ターゲットにしているようだ」と指摘。中国政府による成長抑制策の結 果としての中国経済のハードランディングへの懸念は、北半球の夏季を 通じて消えているとの見方を示した。

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