特殊陶株が急落、円高やパッケージ事業の先行き懸念―三菱U証格下げ

半導体向けセラミックパッケージ などを手がける日本特殊陶業の株価が一時、前週末比3.9%安の1083 円と急落。急激な円高による採算悪化が懸念されているほか、セラミッ クパッケージの先行きに対する悲観的な見方から売りが増加している。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日、特殊陶の業績予想 と投資判断を引き下げた。回復していたセラミックパッケージ事業で、 「同業の京セラが積極的な増産を仕掛けるなか、やや同社の市場シェア が減少しているとみられる」と内野晃彦アナリストは指摘する。

同証券では今期(2011年3月期)連結営業利益予想を370億円か ら320億円(会社計画215億円)、来期予想を425億円から360億円に 減額した。これまでドル・円相場の想定レートを90円としていたが、 足元の円高傾向を反映して今下期(10月-11年3月)を81.5円、来期 以降を85円に変更した。

業績予想減額に伴い、目標株価を1400円から1200円、投資判断を 「アウトパフォーム」から「中立」にそれぞれ引き下げた。

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