日産化株反発、半導体コーティング堅調で4-9月一転増益

日産化学工業の株価が4日ぶりに 反発。半導体用反射防止コーティング剤が堅調に推移し、4-9月(上 期)の連結純利益は従来予想を上回り、一転増益になったもようと22 日に発表した。収益好転を評価した買いが入り、株価は前週末比4.4% 高の1004円まで上昇、9月22日以来約1カ月ぶりの高値を更新した。

4-9月の連結純利益は従来予想を12%超過し、前年同期比3% 増の56億円となったようだ。会社側によると、4-6月に半導体メー カーからの需要が旺盛となり、電子材料部門の半導体用反射防止コーテ ィング剤の販売が予想より好調だった。もっとも、7-9月は計画通り に落ち着いたという。2011年3月期通期予想(131億円)は据え置き、 詳細は29日に予定している決算発表で明らかにするとしている。

野村証券の岡崎優アナリストは、22日付のメモで「4-6月の業 績が計画を上回るペースで推移していたため、上期の上振れにサプライ ズはない」と指摘。そのうえで「通期予想は据え置かれているが、期初 に会社は下期計画で回復をやや強めに見ていたため、下期計画が修正さ れる可能性は低いと思われる」と述べている。

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