シンガポール取引所、ASXを約6740億円で買収へ-関係者(訂正)

シンガポール取引所はオーストラ リア証券取引所を運営するASXを現金と株式により約84億豪ドル (約6740億円)で買収する計画だ。事情に詳しい関係者2人が明らか にした。

発表は25日の予定だとして同関係者が匿名を条件に語ったとこ ろでは、シンガポール取引所はASX株1株当たり48豪ドルを提示 し、買収総額の約55%を株式、残りを現金とする。1株当たり買収額 の現金部分は約22豪ドルになるという。

買収で誕生する新持ち株会社はシンガポールを株式の主たる上場 市場とし、オーストラリアでは預託証券(DR)が取引される。投資 家はASX1株につきシンガポール取引所株3.5株を受け取る。

実現すればアジア太平洋地域の取引所の統合としては初のケース。 関係者の1人によると、両証取はコスト削減や新たな取扱商品の導入、 事業規模の拡大を通じて国際競争力を高める方針。新会社の経営陣は シンガポール取引所が会長と最高経営責任者(CEO)を、ASXが 副会長をそれぞれ指名するという。

提示価格はASXの直近終値を約37%上回る水準。両社株は22 日に売買が停止された。

関係者によると、シンガポール取引所のアドバイザーはモルガ ン・スタンレー、ASX側のアドバイザーはUBS。ASXとシンガ ポール取引所の広報担当はいずれもコメントを控えている。

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