UBS:富裕層向け事業好転か、資金流出ペース鈍化の公算-26日決算

26日発表されるスイスの銀行最大 手UBSの7-9月(第3四半期)決算は、4四半期連続の黒字とな る見込みだ。富裕層向け事業での資金流出も2008年以来で最低水準と なり、同事業の好転が示されるとみられる。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト16人の予想中央 値では、第3四半期の純利益は11億6000万スイス・フラン(約960 億円)の見込み。前年同期は5億6400万フランの赤字だった。富裕層 向け事業の資金動向は26億フランの純流出となり266億フランから流 出ペースが鈍化するとみられている。

09年2月の就任後1年未満でUBSを黒字に復帰させたオズワ ルド・グルーベル最高経営責任者(CEO)は、預かり資産の流出に 歯止めを掛けることを今年の目標に据えている。アナリスト10人のう ち3人は資金流出が止まったとみている。

メディオバンカのロンドン在勤アナリスト、クリストファー・ ウィーラー氏は「流れが転換する四半期かもしれない。わたしはそう 考えている」として、第3四半期の45億フランの純流入を予想した。

同事業の好転は株価にも、さらなる追い風となると、アナリスト らはみている。UBS株は今年9.4%上昇と、同業のクレディ・スイ ス・グループの20%下落と好対照。

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