米フォード社債保証コスト、05年以来の低水準-好決算との見通しで

25日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米自動車メーカー2位、フォー ド・モーターの社債保証コストがこの5年余りで最も低い水準に低下 した。同社が26日発表する7-9月(第3四半期)決算で、利益が 107年に及ぶ歴史の中で最高となる可能性があるとの見方が背景。

CMAによれば、フォードのCDSスプレッドはニューヨーク時 間午後3時12分(日本時間26日午前4時12分)現在、28.3ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の369.5bpと、2005 年3月以来の低水準。同社の金融子会社、フォード・モーター・クレ ジットの同スプレッドは22.9bp低下し261.5bpと、07年6月以 降で最低となった。

マークイット・グループによると、ニューヨーク時間午後4時35 分現在、北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX北米 投資適格指数のスプレッドは3bp低下の93.3bp。4営業日連続 の低下で、5月以来の低水準となっている。

ギミー・クレジットの債券アナリスト、シェリー・ロンバード氏 は「フォードの経営状態が2005年以降で最も良好というセンチメン トをCDS相場は反映している」と述べた上で、「方向は正しい。05 年当時よりもフォードの状態は恐らく改善している。非常に前向きな 要素であり、市場はあすの同社決算で良い数字を期待している」と語 った。

ムーディーズは8日、フォードの営業成績が予想を「大幅に上回 った」として、同社の信用格付けを「B1」から「Ba2」に2段階 引き上げた。ムーディーズのシニア・バイスプレジデント、ブルー ス・クラーク氏は発表文で、「フォードは11年までより力強い利益 とキャッシュフローを生み続け、バランスシートを一段と強化する上 で良い位置にある」と説明している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE