衆院補選:自民・町村氏が勝利、補正審議に影響も-北海道5区

衆院北海道5区補欠選挙は24 日投開票が行われ、自民党の町村信孝元官房長官(66)が民主党新 人の元国土交通省職員、中前茂之氏(38)らを破り、10回目の当選 を果たした。菅直人首相が民主党代表に再選されてから初の国政選挙 だったが、7月の参院選に続く敗北で、政府が29日に国会提出を予 定している補正予算案の審議などに影響を与えるとの見方も出ている。

民主党の小林千代美前衆院議員の辞職に伴う補選。小林氏は北海 道教職員組合から陣営が不正な資金提供を受けたとされる事件の責任 を取って6月に辞任しており、政治とカネをめぐる問題などが争点と なった。町村氏は昨年8月の衆院選では小選挙区で小林氏に敗退した ものの比例北海道で復活当選していたが、今回の補選で雪辱を期すた めいったん辞職していた。

北海道選挙管理委員会の公式ウェブサイトによると、町村氏は 12万5636票を獲得し、9万4135票だった中前氏に3万票以上の 差をつけた。投票率は53.48%。

仙谷由人官房長官は22日の記者会見で、補選結果と今後の政権 運営への影響について「もちろん政権に対する、ある種の地域的では あるけれども、何らかのサインが出るということであり、これは是非 勝たせていただきたい」と訴えていた。

民主党の渡辺周選挙対策委員長は24日夜、補選結果について 「厳粛に受け止めて、今後の糧とし、これからの国会運営や各級選挙 においても積極的に取り組みを展開していく」とする談話を発表した。

産経新聞(電子版)は25日、補選の敗北で、菅首相にとって政 権運営は一層厳しさを増し、国会での補正予算案審議が立ち往生する 可能性がある、との見通しを示した。

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