【FRB要人発言録】会合に向け具体策の提示も-FOMCメンバー

連邦準備 制度の行動はその内容にかかわらず、他に影響を与えることを認識し なくてはならない。そのひとつがドルであり、多国の通貨に対するド ルの価値が影響を受ける。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアで開かれ たイベントで講演):インフレ率は来年にかけて2%前後の水準に戻 ると予想している。インフレ加速の火種はすでに存在している。

< 10月21日> ブラード・セントルイス連銀総裁(セントルイス連銀主催の会議で発 言):量的緩和を決定するなら、採用するのに良い計画がある。連邦 公開市場委員会(FOMC)の会合間に1000億ドルを購入するとい うものだ。委員会は次回会合に向けて、購入継続の意向がどの程度な のかあらかじめ先行きを示すこともできる。

ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁(ニューメキシコ州アルバカー キで講演):そもそも安定した環境を目指すのが金融政策だ。市場に 過剰な流動性が供給されるよう金融政策を活用した場合、失業者 増加につながる金融不安など極めて悪い結果を招きかねない。

<10月20日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(メリーランド州内で記者団の質問 に回答):連邦準備制度による新たな資産購入は正当化しづらいだろ う。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(フィラデルフィアでの講演 後に記者団の質問に回答):インフレとインフレ期待を高めることに 大いに集中した政策を遂行したいとはそれほど思わない。わたしは一 部の同僚ほどデフレリスクを懸念していない。さらなる金融緩和の恩 恵がそのコストを上回るかどうかは疑問であり、経済効果が小さい措 置を取ることは連邦準備制度に対する信頼を損なう恐れがある。

<10月19日> デュークFRB理事(ニューヨークで講演):金融政策の変化や、同 様に重要な金融政策の見通しの変化は、金融市場と経済に大きく影響 し得る。われわれ当局が景気認識や政策決定と意向、目標、非伝統的 金融政策手段を実行する戦略について意思伝達する際には、可能な限 り明確にすることが極めて重要だ。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(ニューヨークで講演):頭の痛い問 題は、なぜこうした流動性が新規労働者の雇用や失業率の低下に役立 っていないのかということだ。企業の多くは、現在の債券市場や銀行 融資という形で調達した安価なマネーを最も効果的に利用する方法は、 税金がより安く、政府の歓迎も大きい海外に投資することだと答えて いる。

エバンス・シカゴ連銀総裁(イリノイ州エバンストンで講演):今の 環境での物価水準目標からは、インフレ率の不足を補うために大規模 な資産購入を連続して行うことが求められるだろう。

<10月18日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(ジョージア州サバナでの講 演):新たな量的緩和はリスク管理の一形態であり、今の時点で実行 するのが賢明な保険的政策だ。成長低迷と低過ぎるインフレ率という 状況を考慮すれば、ディスインフレがデフレに変わるリスクの方を重 視する。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(NBCとのインタビュー):ハンド ルを握っているのは金融当局だけではない。財政当局の代わりはでき ない。われわれは金融当局だ。

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