ECBドラギ氏:世界の景気回復損なわれていない-下振れリスク認識

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバー、イタリア銀行(中央銀行)のドラギ総裁は、向こう数 カ月の経済の成長見通しに下振れリスクがあるものの、世界の景気回 復は損なわれていないとの見解を示した。

ドラギ総裁は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議 が開催された韓国・慶州で記者団に対し、「世界経済の回復は続いてい る」と述べた上で、「前回の危機後の回復よりも勢いが弱いのは事実だ。 回復にはばらつきがあり、新興国や欧州諸国の一部がより急速に回復 している。下振れリスクにさらされているが、回復は続いている」と 語った。

同総裁はまた、経済成長のリスク要因として「金融セクターの脆 弱(ぜいじゃく)さや世界的な不均衡の長期化や拡大、財政再建を進 める必要性」を挙げるとともに、「金利を過度の低水準に長期間据え置 くことで生じる潜在的な問題」もあると付け加えた。

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