米国株(22日):上昇、決算を好感-シュルンベルジェ高い

米株式相場は上昇。主要株価指 数は週間ベースで3週連続上昇した。油田サービスのシュルンベル ジェと資産運用のT・ロウ・プライス・グループなどの業績向上が 好感された。

シュルンベルジェは5.4%上昇。四半期利益が2倍以上に増加 したのが買い材料だった。T・ロウ・プライス・グループも4.2% 上昇。同社四半期利益はアナリスト予想を上回った。一方、米電話 2位のベライゾン・コミュニケーションズは下落。携帯電話サービ スの新規加入者数(月間契約ベース)が一部アナリスト予想を下回 ったのが嫌気された。クレジットカードのアメリカン・エキスプレ ス(アメックス)も安い。同社は今後の景気見通しについて引き続 き「慎重だ」と述べた。

S&P500種株価指数は前日比0.2%高の1183.08。週間ベー スでは0.6%上昇した。ダウ工業株30種平均は14.01ドル(0.1%) 下落の11132.56ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇して

2479.39。

フィデュシャリー・トラスト(ボストン)のマイケル・マレー ニー氏は、「好調な内容の企業決算が発表されている」と指摘。「こ れに加え、投資を控えている手持ち資金はたっぷりある。何とか切 り抜けている状態だ。テクニカルな売りはあるだろうが、それでも 年末までの株式は堅調だとみている」と述べた。

S&P500種、16%値を戻す

S&P500種は7月の年初来安値からは最大で16%値を戻した。 予想以上に良好な企業決算や米連邦準備制度理事会(FRB)によ る追加金融緩和の観測が背景にある。

ブルームバーグがまとめたデータによると、S&P500種銘柄 で10月7日以降に四半期決算を発表した132社のうち85%以上で、 1株当たり利益がアナリスト予想を上回った。ブルームバーグがア ナリストを対象にまとめた調査によると、7-9月期は前年同期比 26%の増益が予想されている。

シュルンベルジェの7-9月(第3四半期)純利益は17億ドル と前年同期の2倍以上に拡大した。米国とカナダでの陸上掘削が増 加し、メキシコ湾岸の低迷を補った。

T・ロウ、ベライゾン

T・ロウは1986年に株式を上場して以来、これまで一度も赤 字になったことがない。7-9月(第3四半期)は27%増益。リタ イアメント関連の投資ファンドの伸びが寄与した。1株当たり利益 は64 セント。アナリスト予想平均を4セント上回った。

ベライゾンは1.3%安。7-9月(第3四半期)の携帯電話の 新規加入者数(月間契約ベース)が58万4000人と発表した。オッ ペンハイマーのアナリスト、ティム・ホーラン氏の予想(62万5000 人)を下回った。モルガン・スタンレーのアナリスト、サイモン・ フラナリー氏は66万5000人を予想していた。

アメックスは3.1%値下がりした。

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