米BOA:フィッチが格下げの可能性-金融規制改革法の影響を懸念

米格付け会社フィッチ・レーテ ィングスは、米銀最大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)の格付け を引き下げる可能性がある。新規制の導入に伴い、政府からの大手金 融機関への支援が縮小するとの懸念が理由だ。

フィッチが22日発表した文書によると、「金融規制改革法(ド ッド・フランク法)とそれがシステム的に重要な金融機関に及ぼす影 響を考えた上で」BOAの発行体デフォルト格付け(IDR)を、格 下げの可能性があるウォッチ「ネガティブ」に指定した。

多額の公的資金を投じて金融機関を救済する羽目になった金融危 機の再発防止を目指し、議員らは今年、金融規制の見直しを図りドッ ド・フランク法を成立させた。BOAは450億ドルの救済を受け、す でに返済した。同行の株価はニューヨーク株式市場で月初来約13%下 落。新しい連邦規制で収入が縮小する恐れがあるほか、不良債権化し た住宅ローンの買い戻しを迫られるとの懸念が背景だ。

フィッチはBOAの長期IDRに「A+」を付与している。

原題:BofA May Be Downgraded on Concern U.S. May Limit Aid (Update1)

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