フィラデルフィア連銀総裁:デフレは「重大なリスク」でない

米フィラデルフィア連銀のプロッ サー総裁は22日、デフレは「今のところ重大なリスクではない」と の認識を示した。

プロッサー総裁は、フィラデルフィアでのイベントで「インフレ 率は向こう1年で2%前後に戻るとみている」と述べ、インフレ加速 の「火種」はすでに存在しているとの見方を示した。

米連邦準備制度理事会(FRB)は現在、大規模な米国債買い入 れ措置の第2弾を検討している。失業問題に対処するほか、連邦公開 市場委員会(FOMC)メンバーの一部が低過ぎると指摘するインフ レ率を高めるのが狙い。今週は3人の地区連銀総裁の発言を受け、11 月2、3日開催の次回FOMCでの資産買い入れ再開観測が一段と強 まった。

プロッサー総裁(62)は20日、記者団に対し、一部当局者ほど インフレ率の押し上げを狙った政策に「傾いていない」と明らかにし ていた。

FRBがインフレ指標として注目するコア個人消費支出(PCE) 価格指数(食品・燃料除く)の前年比伸び率は、8月に1.4%となっ た。FRBが好ましいとみる長期インフレ率は1.7-2%。

プロッサー総裁はニューヨーク州ロックチェスター大学の元教 授。今年のFOMCでは議決権を持っていない。

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