欧州株(22日):下落、追加緩和措置の効果疑問視で売り優勢

欧州株式相場は下落。ストッ クス欧州600指数は前日につけた半年ぶり高値から下げた。各国中 銀による追加の金融緩和措置でも景気回復ペースを維持できないと の見方が重しとなった。

世界最大の熱交換器メーカー、スウェーデンのアルファ・ラバ ルは、7-9月(第3四半期)の売上高がアナリスト予想を下回っ たことが嫌気され下落。フランスの体外診断薬メーカー、ビオメリ ューも安い。売上高の成長見通しを引き下げたことに反応した。

一方、自動車部品でフランス2位のヴァレオは大幅高。利益見 通しの上方修正が好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の266.75。この 日は方向感のない展開が続いた。

フォルティス・インベストメント・マネジメントの最高投資責 任者(CIO)、ウィリアム・デ・ビジルデール氏は「量的緩和期 待から、金融市場では明るいムードが広がっていた」としながらも、 「量的緩和は経済の脆弱(ぜいじゃく)さを示唆するものであり、 効果の証明されていない異例な措置が必要になっていることを念頭 に入れておくべきだ。そうした理由から、われわれは株式相場の見 通しには慎重姿勢を続けている」と述べた。

アルファ・ラバルは5.6%安の118.50クローナ。ビオメリ ューは4.5%下げて70.48ユーロ。

ヴァレオは11%高の39.70ユーロ。ストックス600指数の 構成銘柄で値上がり率最大だった。

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