グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式 市場の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。ドル高に伴い商品相場が下げ、資源関連 株が売られた。週間ベースではハンセン指数がほぼ2カ月ぶりの下落 で終了した。

中国石油化工(SINOPEC、386 HK)は2.4%下げ。ハン セン指数構成銘柄の中で最大の下落率だった。上海の労働安全当局が ウェブサイトに22日掲載した文書によれば、同社の製油所で21日 発生した爆発事故で作業員7人が負傷した。銅生産で中国最大手の江 西銅業(358 HK)は2.7%の値下がり。

時価総額で世界最大の電話会社、チャイナ・モバイル(中国移動、 941 HK)は0.7%安と続落。7-9月(第3四半期)の利益が市場 予想を下回ったことが引き続き響いている。中国建設銀行(939 HK)や中国人寿保険(2628 HK)も安い。

ハンセン指数は前日比131.94ポイント(0.6%)安の

23517.54で終了。週間ベースでは8月27日終了週以来で初めて値 下がりした。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.9%安の

13494.80。

KGIアジアのベン・クウォン最高執行責任者(COO)は「為 替に関して追加の手掛かりを得るために、投資家は20カ国・地域 (G20)財務相・中央銀行総裁会議を注視している」とし、「ドル高 は資源関連株にマイナスの影響を与えている」と指摘した。

【中国株式市況】

中国株式市場では、上海総合指数が続落。週間の上げ幅を縮小 した。インフレ加速で中国人民銀行(中央銀行)が追加利上げを迫ら れる可能性があるとの懸念から、銀行や証券株が売られた。

9月の中国消費者物価指数(CPI)が1年11カ月ぶりの高い 伸びとなったのを受けて、中国最大の上場銀行、中国工商銀行 (601398 CH)が金融株の続落を主導。中信証券(CITIC証券、 600030 CH)も安い。月初来の値上がりは行き過ぎとの警戒感が高 まる中、2日間の下げはこの4カ月で最大となった。

一方、気温低下で需要が増えるとの思惑から、大同煤業 (601001CH)を中心に石炭株が上昇。家電メーカーの広東美的電器 (000527 CH)は3.3%高。同業の珠海格力電器(000651 CH) が増益決算を発表し、業績への期待感が広がった。

好望角股權投資管理(上海)の鄭拓社長は「相場は今月に入り大 幅上昇しており、短期的に不安定になるだろう」と指摘。「依然とし てインフレが主要な脅威の1つであり、資産市場が人民銀の監視下に 置かれるということを投資家は意識するようになるだろう」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比8.49ポイント(0.3%)安の2975.04で 終了。週間では0.1%の値上がりとなった。4週連続の上昇。上海、 深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比0.1%高の

3378.66。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落。まちまちな決算内容を受けて国内景気に ついての信頼感が弱まった。

ソフトウェア輸出でインド3位のウィプロは9カ月近くで最大の 下げ。7-9月(第2四半期)の利益が市場予想に達しなかったこと が響いた。銅生産でインド最大手のスターライト・インダストリーズ は3週ぶり安値。26日の決算発表時に売上高見通しを引き下げると の見方から売られたと、一部アナリストは指摘した。

一方、ソフトのタタ・コンサルタンシー・サービシズは7-9月 期の同業他社を上回る32%増益を手掛かりに上場来高値を更新した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種株価指数は前日比

94.72ポイント(0.5%)安の20165.86。前週末比では0.2%高 で週を終えた。週間ベースの上昇は3週ぶり。

ウィプロ(WPRO IN)は4.5%安の448.9ルピーと1月27日 以来で最大の下げ。スターライト(STLT IN)は2.4%下げ168.2 ルピーと9月30日以来の安値。タタ・コンサルタンシー(TCS IN)は5.5%高の1040.2ルピー。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比25.3ポイント(0.6%)高の

4648.2。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比22.62ポイント(1.2%)高の

1897.31。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比36.83ポイント(0.5%)高の8168.06。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比10.04ポイント(0.3%)高の3173.57。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比0.38ポイン ト安の1490.64。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比3.44ポイント(0.4%)高の992.24。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比9.74ポイント(0.3%)高の

3597.75。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比37.70ポイント(0.9%)高の

4286.87。

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