中国株(終了):上海総合指数が続落、金融株に売り-石炭株は高い

中国株式市場では、上海総合指数 が続落。週間の上げ幅を縮小した。インフレ加速で中国人民銀行(中 央銀行)が追加利上げを迫られる可能性があるとの懸念から、銀行や 証券株が売られた。

9月の中国消費者物価指数(CPI)が1年11カ月ぶりの高い伸 びとなったのを受けて、中国最大の上場銀行、中国工商銀行(601398 CH) が金融株の続落を主導。中信証券(CITIC証券、600030 CH)も安 い。月初来の値上がりは行き過ぎとの警戒感が高まる中、2日間の下 げはこの4カ月で最大となった。

一方、気温低下で需要が増えるとの思惑から、大同煤業 (601001CH)を中心に石炭株が上昇。家電メーカーの広東美的電器 (000527 CH)は3.3%高。同業の珠海格力電器(000651 CH)が増益 決算を発表し、業績への期待感が広がった。

好望角股權投資管理(上海)の鄭拓社長は「相場は今月に入り大 幅上昇しており、短期的に不安定になるだろう」と指摘。「依然として インフレが主要な脅威の1つであり、資産市場が人民銀の監視下に置 かれるということを投資家は意識するようになるだろう」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比8.49ポイント(0.3%)安の2975.04で終了。 週間では0.1%の値上がりとなった。4週連続の上昇。上海、深セン 両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比0.1%高の3378.66。

--Zhang Shidong. Editors: Allen Wan, Richard Frost

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-3040 or szhang5@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Linus Chua at +65-6212-1530 or lchua@bloomberg.net

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