ブラジル:穀物・油糧種子の輸出で南米諸国と協力へ-アジアに照準

ブラジルのロッシ農牧相は、ア ジアなどの穀物や油糧種子の輸入国の需要に対応するため、アルゼンチ ンなど南米の生産国との協力を目指していることを明らかにした。

ロッシ農牧相は21日、サンティアゴでアルゼンチンのドミンゲス 農牧・漁業相をはじめチリやパラグアイ、ウルグアイの閣僚と会談し た。ロッシ農牧相はサンティアゴでインタビューに応じ、近隣諸国と ともに「一貫した」政策を構築する方針だと述べた。

米農務省(USDA)のデータによると、アルゼンチンやブラジ ル、パラグアイの大豆生産を合わせると世界の約半分を占める見込 み。アルゼンチンとブラジルは上位3位に入るトウモロコシの主要輸出 国でもある。世界最大の大豆輸入国は中国。

ロッシ農牧相は「協力により新たな未来を築き始めることができ る。合意が達成できれば輸入国に操られるようなこともなくなるだろ う」と述べた。

中国の輸入需要増加により大豆相場は過去1年間で21%上昇し21 日には1ブッシェル当たり12.35ドルと、昨年6月以来の高値に達し た。トウモロコシ相場は22日、同5.665ドルで取引され、過去1年間 では40%高騰している。

ロッシ農牧相は協力関係を利用して食糧価格の引き上げや「相場操 縦」を行うようなことはしないと語った。

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