野村やゴールドマン、アジアに金融機関担当バンカー派遣-増資活発で

野村ホールディングスとゴールド マン・サックス・グループ、バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、 アジアの銀行・保険会社による増資ペースが過去最高の勢いを見せて いることに対応し、アジアに相次ぎ金融機関向け投資銀行業務担当者 を送り込んでいる。

事情に詳しい関係者によると、野村はペッター・スターンビー氏 をアジア金融機関グループのマネジングディレクターに起用し、ロン ドンから香港に異動させる。ゴールドマンの広報担当、エドワード・ ネイラー氏によると、ピーター・エンズ氏は先月、ニューヨークから 香港に移り、日本以外のアジアの金融機関を担当するグループの責任 者に就任した。今月BOA入りした元シティグループのバンカー、チ ャド・ホーム氏は11月にアジア太平洋地域の金融機関担当チームに異 動するため、ニューヨークから香港に拠点を移す。

金融機関による資金調達の急増に加え、バークレイズや大和証券 グループなどが株式引受分野の人材確保で業界大手に攻勢をかけてい るため、アジアでは金融機関担当バンカーが不足している。人材紹介 会社ハドソンズの幹部、ジェームズ・カース氏は「こうした人材が強 く求められており、金融機関は人材争奪戦を繰り広げている」と語っ た。

アジア太平洋地域での金融機関の資金調達は今年、過去最高に達 する勢いだ。7月の中国農業銀行によるIPOは221億ドル。アメリ カン・インターナショナル・グループ(AIG)の主要アジア部門A IAグループは、同社のIPOが香港市場で過去最大となる178億ド ルに上ったことを22日明らかにした。

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