中国株(午前):上海総合指数、続落-追加利上げ懸念で金融株に売り

22日午前の中国株式市場は、上海 総合指数が続落。インフレ加速で中国人民銀行(中央銀行)が追加利 上げを迫られる可能性があるとの懸念から銀行や証券株が売られ、石 炭株や消費関連銘柄の上昇を帳消しにしている。

9月の中国消費者物価指数(CPI)が1年11カ月ぶりの高い伸 びとなる中、中国最大の上場銀行、中国工商銀行(601398 CH)が金融 株の下げをけん引。今月の値上がりは行き過ぎとの警戒感から中信証 券(CITIC証券、600030 CH)も安く、2日間の下げはこの4カ月 で最大となっている。

一方、気温低下で需要が増えるとの思惑から、大同煤業(601001 CH)を中心に石炭株が上昇。家電メーカーの広東美的電器 (000527

CH)は4.2%高。競合の珠海格力電器(000651 CH)が増益決算を発 表し、業績への期待感が広がった。

華西証券のアナリスト、魏瑋氏(上海在勤)は「株式相場は今月 に入り大きく上昇しており、一服が必要だ」と指摘。「金属や石炭株な ど大幅に上昇した一部の銘柄からは資金が流出するだろう」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、 前日比6.09ポイント(0.2%)安の2977.45。今週はここまで0.2%上 昇している。上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は 前日比0.2%高の3381.04。

--Zhang Shidong. Editor: Allen Wan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-7014 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Linus Chua at +65-6212-1530 or lchua@bloomberg.net

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