来週のNY原油:47%が下落を予想、中国の景気抑制策で需要減-調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は下落するようだ。中国政府が景気抑制策を打ち出し燃料需要が減って いるため、原油処理量の伸び率が1年半ぶりの低水準に落ち込んでいる ことが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト30人を対象に実施した調 査では14人(47%)が来週の原油先物相場が下落すると予想。横ばい 予想は11人(37%)、上昇予想は5人にとどまった。前回は上昇・下 落で予想が割れた。

中国国家統計局向けにデータを収集する調査会社チャイナ・メーン ランド・マーケティング・リサーチが発表したデータによると、9月の 中国の原油処理量は日量約850万バレルで、前年同月比6.6%増だっ た。これは2009年3月以来の低い伸び率。

PFGベストのバイスプレジデント、フィル・フリン氏(シカゴ在 勤)は、「中国の需要データは失望する内容で、手じまいの増加につな がりかねない」と述べた。

米エネルギー省によると、先週の原油在庫は66万7000バレル増 の3億6120万バレルとなった。8月以来の高水準。ガソリン在庫は 112万バレル増の2億1930万バレルで、4週間ぶりの増加だった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限は 今週これまでに69セント(1.7%)下げた。前年同期比では1%の下 落。

04年4月に調査を開始して以来、相場の方向性を正しく予想し た確率は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを問 う調査を実施している。

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