印ウィプロの7~9月:9.4%増益-通貨高で予想下回る

インド3位のソフトウエア輸出会 社、ウィプロの7-9月(第2四半期)決算は、増益となったものの 市場予想には達しなかった。通貨ルピー高に伴い輸出企業の収益性が 低下した。

22日発表によると、純利益は128億ルピー(約234億円)と、前 年同期の117億ルピーから9.4%増加。ただ、ブルームバーグがまと めたアナリスト34人の予想平均(134億ルピー)は下回った。利益は 国際財務報告基準(IFRS)に基づく。

ルピーの対ドル相場が7-9月期に3.6%上昇する中、インドの 輸出企業は海外での売上高が自国通貨換算で減少し、利益率の低下に 見舞われている。コンピューターサービス世界最大手の米IBMに続 き、ウィプロも世界的なリセッション(景気後退)の後で顧客が長期 の外部委託契約に消極的となっている可能性があるとの認識を示唆し ている。

セントラム・ブローキングのアナリスト、ギリシュ・パイ氏(ム ンバイ在勤)は、「競争激化を懸念している」とした上で、「需要の伸 びは力強いが、各社はなお値上げができない状況だ」と指摘した。

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