ホーニグ総裁:過剰な流動性供給、極めて悪い結果招く恐れ(Update2)

米カンザスシティー連銀のホーニ グ総裁は、米金融システムに過剰に流動性を供給すれば、経済に打撃 を与える恐れがあり、失業率の上昇を引き起こすこともあり得るとの 見解を明らかにした。

同総裁は21日、ニューメキシコ州アルバカーキで講演し、「そも そも安定した環境を目指すのが金融政策だ」と説明、「市場に過剰な流 動性が供給されるよう金融政策を活用した場合」、失業増加につながる 金融不安など「極めて悪い結果を招きかねない」と述べた。

インフレ率が一部の政策当局者から低過ぎると指摘され、失業率 が9.5%を超える中、低迷する米景気へのてこ入れで資産購入の第2 弾、すなわち量的緩和拡大を実施するかどうかを検討する米連邦準備 制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)が11月2、 3両日に開かれる。

ホーニグ総裁は、「わたしの経験では、すべて問題ないと確信でき るまで待った場合は遅きに失するものだ」と発言。同総裁は景気加速 のためのさらなる資産購入には反対だと表明してきた。また、FRB は金利を実質ゼロから引き上げる措置に着手すべきだと主張している。 同総裁は今月の講演で、追加資産購入の効果は「そのコストよりも小 さい可能性が高い」と語った。

同総裁はこの日、質疑応答で、「米経済は成長しており、新たな危 機を招かない限り成長は続く見通しであることから、われわれは流動 性のわなにはまってはいない」と語った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE